底辺から少しずつ

精神的に倒れても、やりたいことのために生きていくことの記録

悪くも良くも思ってない

数年前、カウンセラーの方に聞いたのですが、発達障害の人って家族に対する興味関心が薄いらしいですね。
まあ、私も当事者ですし、実際に興味関心が薄いので、非常に理解できます。

私にとって家族というのは、たくさんある繋がりの形のなかの一つの形なんですよね。
それ以上でもそれ以下でもなくて、優先順位が高いわけでもない。
だから家族の存在は大事なんだ、とか、世界で二人しかいない私の親、とかなんとか言われても、
それが何か?みたいな感じになってしまう。
家族だから大事にしなきゃいけない、という感覚は、私は薄いんです。

もちろんせっかくできた繋がりですから、そういう意味では大切にしたいです。
でも、大切にしたい理由は、決して「家族だから」ではない。
私にとっては、そんなものは無条件で他人を愛する理由にはならないんです。

そう、いくら血がつながっていようが何だろうが、他人、つまり別の人間です。
考え方も信じることも好きなものも生きていく道も違う。
似ているところはあったとしても、同じではない、違うんですよ。
だから、この人とは合わないな、と思ったら、友人・知人にするみたいに距離を置く。
そして次第に興味関心を持つ理由も必要性もないと思ったら、私にとっては「どうでもいい他人」になる。
けど、大事にしたいと思ったら、一人の人間として(家族として、も少しは含まれてると思いますが)大事にしたいと思います。

それだけの話なんです。
別にこの考え方が正解かどうかなんてどうでもいいです。
私が好きにそう考えているだけですから。

ただ、クリスチャンになろうとしている身としてはこういう考え方でいいのか・・・と思ったりもしますが。
家族として、というよりも、一人の人間として付き合いたいかどうかなんですよね、私にとっては。