教皇様の文書を初めて読んだ感想
今年は、パパ様の文書を一つは読みたいという目標を、なんとか叶えられました!
読んだのは、聖ヨハネ・パウロ二世の「女性の尊厳と使命」です。
- 作者: 教皇ヨハネ・パウロ二世,初見まり子,松本三朗
- 出版社/メーカー: カトリック中央協議会
- 発売日: 2014/09/09
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
前に女子パウロ会のシスター方が、教会で本や聖品を販売に来てくださったときに買いました。
読むのめっちゃ時間かかった・・・・・・(笑)
感想は、イエス様はこんなにも女性の尊厳を大切にしてくださったんだな、と思いました。
確かに、女性と男性で、対応に差というか、差別をされた印象はないんですよね。
むしろ、積極的に女性と関わってくださったと思っています。
それから「相違ある平等」という言葉が印象に残りました。
もともと、男性に合う助け手としてつくられた女性ですが、それはつまり、女性に合う助け手として男性がいるという意味でもあって。
互いに助け合うために、できることや役割は違っても、どちらが上とか劣っているとかそういう話ではないんだな、と思いました。
どちらも人間として価値があるし、互いに平等なんです。ただ、役割が違うだけで、それを「相違ある平等」というんだな、と勉強になりました。
自分と違うから相手を軽んじるのではなく、また卑屈になるのではなくて、神様がそのようにお造りになったのだと考え、違うからこそ認め尊重し合って、平等に生きていける社会になったらいいなと思います。
あとはまぁ、文章が難しかったってことくらいかな(笑)
使っている言葉は簡単なんだけど、文として読むとなると、自分の中で理解するのが難しかったですね。
神父様も、日本語の哲学書とかこういった本は難しいと仰ってたし、1回で読むのを終わりにするのはもったいないなと思います。
だからまたいつか、読み直そうと思います!
- 作者: 教皇ヨハネ・パウロ二世,初見まり子,松本三朗
- 出版社/メーカー: カトリック中央協議会
- 発売日: 2014/09/09
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る